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えんのした旧ブログ
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一橋大学内で古本のリユースを中心とした事業を行っているサークルです。現在図書館内で古本を無償で提供しています。
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皆さんお久しぶりです。水島上等兵であります。

いやぁ~文学放浪記の更新が遅れてしまっていますね。申し訳ありません。近日中に更新できるようにしたいと思います。

それよりも今週の(文学的)トピックといえば何といってもあれですよね、あれ。ノーベル文学賞の受賞者が決定しましたね。えんのしたからも受賞したバルガス・リョサに祝電を送りました(嘘です)。

受賞の報告を聞いたとき、私は「えっ、っていうかバルガス・リョサってまだノーベル賞もらってなかったの?」と思いましたが、メディアとかの盛り上がり方(バルガス・リョサ受賞のニュースの扱われ方とか)を見ているとやっぱりだんぜん村上春樹のほうが気になるようで(笑)

まぁ確かに残念ではありますよね。でも僕は村上春樹の小説を1、2話くらいしか読んだことがないので…
毎年結構有力候補に挙げられてるのになかなか受賞できないのはファンの方々(村上チルドレン?ハルキチルドレン?)には辛いものがあるのでしょうね、やっぱり。

僕的には村上春樹といえば「ノーベル賞」よりも「国分寺でジャズ喫茶をやっていた」ということのほうが気になります(笑)学生時代から経営してたんですよね?それで喫茶店の傍ら小説を書きため…なんだか村上春樹の人生自体小説みたいですね。学生結婚だったと聞きますし。

村上春樹×国分寺のジャズ喫茶だけでなく中央線沿線はジャズのお店で有名ですが、私が住んでいる横浜も実はジャズの街なんですよ~

今日は所用で桜木町に行ったのですが、午前中に用事は済み、帰りに野毛をふらつき(野毛は横浜の下町です!いろんなお店があって楽しいところですよ。特に中華料理屋さんが多いです)、それからみなとみらいへ。桜木町駅に戻ってから思い出したのですが、そうだ!今日明日は「横濱ジャズプロムナード」だった!

「横濱ジャズプロムナード」というのは今年で18回目になる横浜のジャズフェスティバルですね、要するに。みなとみらいや関内、野毛、伊勢佐木町など街の至る所でジャズバンドがジャズを演奏しています。僕にはよくわかりませんが有名どころも結構出演しているみたいです。関内やランドマークのホールに入場するにはチケット代が必要ですが、ランドマークプラザや赤レンガ広場では無料でジャズが楽しめます。

というわけで僕もランドマークプラザへ。ランドマークプラザ内の吹き抜けになっている場所がステージです。
この時間はだれが出演するんでしょうか?ええと…パンフレットを見ると「16時~17時 2010ジャズ・コンペティショングランプリバンド」とあります。どんなバンドなんでしょう?

サックスとドラムが女性でピアノ・ベースが男性のカルテットですね。ほう(といってもそんなにジャズに詳しいわけではありません)。30分前から会場には観客が大勢いました。楽器の調節を見るのもジャズ・ライブの醍醐味なんですよね、確か。まだか、まだかという熱気が立ち込めています。

開始10分前位に一度ジャズメン&ウーメンが舞台裏に引っ込んで、司会の紹介のあとさあ演奏開始です。

一曲目は「サマータイム」でした。この曲は(ジャズまるっきり初心者の)僕も知っていたので、さわりが流れた瞬間「あっ、サマータイムだ!」と。こういう時に知っている曲が来るとなんか興奮しますよね。

やっぱり優勝したバンドですね、すごいんだな、ということが観客の表情からもわかります。僕的には特にドラムが。かなりパワフルな感じですね。パワフルかつ疾走感がある、とでもいうんでしょうか。ジャジャジャジャ、ジャンジャンジャン、チャカチャカチャカチャカって感じです(笑)

一曲目が終わって拍手とともに、メンバー紹介が。関西のバンドだそうです。皆さん大学生(かそれ以上)くらいの方々かと思いきや、なんとドラムの人は17歳(!?)。しかもジャズ・コンペティションの時に最優秀プレーヤーに選ばれたとか。へぇ~

いやもうへぇ~としか言いようがありません。再び演奏が始まって次々と曲が流れていったのですが、やっぱりドラムすげぇ~みたいな。やっぱりそれぞれすごくてそれぞれのソロパートが変わるごとに大きな拍手がわくのですが、まずベースががっちりと支えている。ベースがしっかりしているからこそ、ですね。それからピアノ。ピアノがソロとして前に出てきたり、後ろでまとめたり、と匠い感じです。地味なところでベースと一緒にバンドを支えたりしていました。そこにサックスが。パワフルにメロディーを。そしてドラム。ドラムはロックやブルースなどでもベースとともにバンドを支える「リズム隊」に挙げられますが、このバンドでドラムはリズム隊かつ主役も担っているんです(僕が勝手に思っただけかもしれないですが…)。

全体的にパワフルな感じのこのバンド。その「パワフルさ」はどうもこのドラムとサックスからきているみたいですね。その間をピアノがパワフルかつソフィスティケートされた音色で埋め、ベースが全体の枠を固める…ってことですかね。途中のドラムソロのシーンを見ていても「大人」なベースが破壊力を持った若々しいドラムをうまいこと導く、というかパワフルなドラムに流れを委ねつつ、最終的に巧いことまとめている感じでした。

こうして1時間はあっという間に…いやぁ~本当に「圧倒」されました。ジャズの生演奏を見たのは初めてだったのですが楽しいですね!今度は中央線沿線のジャズ・バーにでも行きたいですね。いわゆる「ジャズ・スノッブ」のおじさんおばさんにはうんざりしましたけど…(苦笑)

せっかく盛り上がってるのに水を差すようなことをするのはやめて下さいよ、本当に。おじさんおばさんのみんながみんなそうだったわけではないですけど…若い人のほうがマナーをちゃんと守ってたりしますよ?若い人たちの演奏を見るついでに少しはそういうことも考えていただきたいものですね。別に今日のことに限ったわけではなく、いろいろと。最近多いですから。

最後に湿った話になってしまい誠に申し訳ありません。あくまで僕の個人的な意見です(笑)こういうこと抜きにジャズプロムナード、楽しいですよ。本当に楽しめます。明日10月10日も11時~20時20分までやってるみたいなのでみなさんせっかくの休日、「横濱ジャズプロムナード」へ行かれてみてはいかがでしょうか。

えんでもときどき(生演奏ではありませんが)ジャズを流していますので、本も好きだしジャズも好き!というジャズファンの方はぜひぜひえんに。えんにある音源の範囲内でしたらリクエストにもお応えしますよ(笑)!

それでは長文失礼いたしました。

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